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作業工程① 窯作製予定地の開墾

今回からは、作製予定の 『鉢ヶ崎1号窯』 の作製と実験の作業工程を紹介したいと思います。
実際の作業報告と前後しながら、並行しての記述になるかと思います。

まあ、紹介するのは、我々素人がお手伝いする窯の作製手順です。
現実的には、材料の選定や入手、運搬、その他下準備的な作業もたくさんありますが、そのへんは割愛してます。
それから紹介する作製工程は、あくまで予定です。
作業が進むにつれ、修正点やその他作業が追加されるかもしれませんが、ご諒承ください。


■作業工程① 窯作製予定地の開墾

窯作製予定地は、盛り土をして作業道路として使われていた土地ですが、数年間ほったらかしにされていたため、荒れ放題に。
1m以上、高いところでは人の背丈よりも草が生えていましたし、松や杉その他、雑木もけっこう生えていて、まずこれをなんとかしないと整地もままならない状態でした。
そんなわけで、草刈り&雑木の伐採が作業のスタートです。



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この作業は、2007/09/22に行われました。


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作業工程② 窯作製予定地の整地

■作業工程② 窯作製予定地の整地

工程①で切り開いた土地も、そのままでは使えません。
伐採した草木を排除し、残っている根っこやなんかも取り除いて、更地に。
そして、実際に窯を作製する場所の傾斜も大まかに調整する。
無論、以上の作業は手作業でもできなくはないですが、それでは時間がかかりすぎるので、重機を入れての作業になります。

この作業は、厳密には私達が手伝うものではありませんが、一応工程に入れときました(笑)。

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この作業は、2007/09/23に行われました。


作業工程③ 窯の位置決め

■作業工程③ 窯の位置決め

いよいよ窯の作製の第一段階。
と言ってもそんな大変な作業ではありませんが(笑)。
整地した土地の窯の作製に適した位置、要は作製その他の作業がしやすく、焼成作業でも安全に行える位置ですが、そういう位置を選んで具体的な窯の作製場所を決定。
測量を行いながら、設計図を基に窯の内側の部分のあたりをつける感じです。

ほんのちょっと見えてきた段階ですね。

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この作業は、2007/09/23に行われました。


作業工程④ 床の掘り込み

■作業工程④ 床の掘り込み

あたりをつけた焼成室の床面を掘り込みます。
掘り込むと言っても、モデルとなる 『寺家クロバタケ3号窯』 は地上式の窯であり、半地下とかって形ではないので、そんなに深くは掘りませんが。
場所の確定と角度調整のためといったところだと思います。

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この作業は、2007/09/30に行われました。

実は、この作業には参加できなかったのですが、次の日に見にいったところ、掘り込みは焼成室最深部で約10cmほど、角度を調整するためにより掘り込まれた焼口付近の1番掘られているところで約40~50cmといった感じでした。


作業工程⑤ 屋根の作製

■作業工程⑤ 屋根の作製

窯を覆う屋根の作製です。
雨対策ですね。
窯の保護、及び、窯の作製作業・焼成実験での雨よけのために。
今回作製するのは、木造の小屋といった本格的なものではなく、簡易的なもの。
単管パイプで枠を組み、木枠にトタンを貼り付けたものを乗せ屋根にするカタチです。

木枠の作製
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トタン打ち付け
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乗せる
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完成!
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この作業は、2007/09/29・30、2007/10/6に行われました。

屋根の作製は、当初窯作製後、それも全体を覆うほどでもないというくらいのノリでしたが、窯の保護、作業の円滑化のために、やはり必要と判断されたようです。

かなり、行き当たりばったりで行った作業のようでしたが、けっこういい感じになりました。
ところどころ歪んでいるところもあったりして、もちろんプロが行う作業とは比ぶべくもありませんが、素人が行ったにしては上出来です。
とはいえ、雪が大量に降ったりすると持たないかもしれず、雪が降る前には実験は終えたいところ。
作業の遅れが気になります。
まあ、温暖化の影響か、珠洲でもここ最近はそれほど雪が降らなくなってきていますので、少なくとも年内は大丈夫だとは思いますが(笑)。

ちなみに、床の掘り込みが作製工程④、屋根の作製が作製工程⑤となっていますが、実際は同時進行のようなカタチでした。
厳密には、単管パイプで枠を組む→床の掘り込み→屋根の作製・設置といった流れでした。


作業工程⑥ 床土を敷く

■作業工程⑥ 床土を敷く

掘り込んだ焼成室床面に床土を敷きます。
実はこの作業は予定外のもの。
この土地は、工事の作業道路だったため、本来の谷に土を盛ったカタチの場所。
そのため、掘り込んでみると下は砂と珪藻土の地盤でした。
これでは窯の床としては不適格なため、床土を敷く必要が生じたのです。

今回敷く床土は、粘土と砂を混ぜたもの。
その割合は、およそ 2:8 くらいとのこと。
とはいえ、今回用意した粘土は、あらかじめ砂がある程度混ぜてあるものだったため、純粋な粘土を使用する場合は 1:9 でもよいのではとのことでした。

粘土
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混ぜる
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敷く
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叩き締める
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完了
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この作業は、2007/10/6、2007/10/7に行われました。


作業工程⑦ 窯型の作製

■作業工程⑦ 窯型の作製

製材所で出る切端を積み上げ、窯の内壁の型に積み上げる作業です。
積み上げた後、そこに土を貼り付け窯を形成するカタチをとっているので。

珠洲焼の古窯は現在のところその形状も不明ですが、その作製方法も不明です。
よって今回の方法も推測の域を出ませんが、とにかく今回試してみる方法は窯状に木材を積み上げ、そこに土を貼り、その後、中の材木を燃やすという方法。
これは炭焼き窯に見られる方法とのこと。
まあ、厳密には近いものって感じですが、ここが今回の実験の肝です。

ちなみに、これまで載せてきた写真に今回作る窯の外周、及び中心に杭が立っているのが見えますが、これが積み上げる予定の高さになると同時に、窯の内側の高さになります。

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この作業は、2007/10/14、2007/10/17、2007/10/18、2007/10/20に行われました。


作業工程⑧ 窯型の凹凸の調整

■作業工程⑧ 窯型の凹凸の調整

製材切端を窯型に積み上げた後、その表面の凹凸を無くす作業です。
この作業は急遽行われたもので、工程として載せるほどではないんですが、まあ、一応。
今回は杉の皮を使って行いました。

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この作業は、2007/10/20に行われました。


作業工程⑨ レンガ作り

■作業工程⑨ レンガ作り

粘土・砂・スサを混ぜてレンガを作ります。
レンガを作ると言っても窯を作るためのものではありません。
珠洲焼では焼成の最後に窯を密閉し、窯の中を酸欠状態にするのが特徴です。
よって最後に窯に蓋をしなければならないのですが、現在のところ当時使われていた蓋的なものは発掘されておらず、何でどうやって蓋をしていたかはわかっていません。

石的なものならば残っていてもよさそうですが、それも見付かっていませんし、粘土や土でふさいだ場合、亀裂が入ったり、場合によっては破裂的なことも心配されるとのこと。
単純に塞ぐだけなら鉄板を当てたりすればいいわけですが、せっかく昔の窯を復元してるわけですから、当時可能だったと思われる方法で考えられたのがレンガを使う方法。

で、今回手作りです。

●手順
木で型を作る。
  ↓
型に粘土を入れ取り出す。
  ↓
自然乾燥させる。

こんな感じです。


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作業工程⑩ 窯の作製・1 窯口の構築

■作業工程⑩ 窯体の作製・1 窯口の構築

いよいよ窯体の作製です。
レンガ同様、粘土・砂・スサを混ぜた土を窯型に貼り付けて行きます。
窯口の構築と言っても特別な形状を施すわけではありません。
単に下のほうから順々に作っていくだけなんですけどね。


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この作業はこの作業は、2007/10/25に行われました。


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