スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 1 覆い屋

本日、久しぶりに復元実験に参加。
珠洲古窯の復元は珠洲古窯研究会の活動から、珠洲焼資料館の事業になりました。
まあ、元々、珠洲焼資料館のスタッフが中心となって活動していましたので、基本的にやることは変わんないんですが、市の事業になったことで、これまで程は参加する必要はなくなるのではないかと思います。
私的には、可能な範囲で遊びに行っちゃおうかと思っています(笑)。

復元窯も、これまでの実験することを中心としたものではなく、珠洲焼資料館の展示物として一般のお客さんに見ていただくことも大きな目的となっており、その他に、作品作りや焼成の検証実験や窯焚き体験イベントなど行っていく形になるようです。
そんなわけで、窯の覆い屋もこれまでのようなとりあえず雨や雪をしのげればいいという感じのものではなく、しっかりとしたものが必要になりました。
その覆い屋が完成し、窯作りに入ったということで、本日お手伝いに行ったのですが、とりあえずその完成した覆い屋を紹介します。

こんな感じ↓。

110228-01.jpg

110228-02.jpg

110228-03.jpg

110228-04.jpg

110228-05.jpg

110228-06.jpg

110228-07.jpg

思ってた以上に立派なものになっていますね~。
私的に理想を言えば、その当時の建物を再現したようなものが趣があっていいんじゃないかとは思っていたりはしますが、常時皆さんに見ていただくものですし、景観的にも維持管理的にもなかなかそういうわけにはいかないようです。
また、市の事業ですし、建築物としていろいろな基準が厳しいらしく、こういう形になったそうです。

ちなみに、一番目が行ったのは煙出しの上の構造。
当時の煙突のない窯の復元をしているため、そこからの熱気をどうするかが問題になっていましたが、写真のように落ち着いたようです。
何だかカッコ良すぎて違和感あったりもしますが、まあ、頑張ったなぁ、という感じですね。
昔は、おそらく窯焚き時には、そのへんの覆いは外されていたんだろうと考えられますが、常設展示という形ではそうもいかず、とりあえずなかなかベターな選択なんじゃないでしょうか。

スポンサーサイト

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 2 窯型

続いて、窯型の紹介をします。
もうほぼ積み終わっていました。

基本的なやり方は変わりません。
製材切端を積んでいる形です。
ただ、今回は粗い隙間には葦が詰められていました。

110228-12.jpg

今回は、業者さんが中心になって作業していますので、これまでの型に比べ、メッチャきれいに積まれていました。
そのキレイなフォルムにちょっと感動です(笑)。

110228-08.jpg

110228-09.jpg

竹枠が見えますが、これは窯型を押さえるためのものです。
下部は浮いている形ですので、支えにはなっていません。
とはいえ、軽くラスの役目を果たし、乾燥時の強度が増すんじゃないですかね。

110228-10.jpg

110228-11.jpg

窯の大きさは、内側の横幅的には『鉢ヶ崎2号窯』 と同じですが、高さは少し高くなっています。
しかし、完成時はその高さアップ以上に大きくなるようです。
それは、これまでの窯の床は、角度を合わすために掘り込んで調整していましたため、床面が少し下がっていたのに対し、今回は土を盛って調整しているため、床面が横の地面とフラットに近い形になっているためです。
ボリュームアップで迫力のある窯になるんじゃないですかね(笑)。

ちなみに、私的にはちょっと気になることも。
個人的な希望を言えば、もう少しアーチの頂上に角度が欲しかったですね。
窯壁は、乾燥時どうしても収縮してしまいますし、天井部は下がると同時に両側に引っ張られることになりますので、どうしてもアーチは最初より緩くなってしまうんですよね。
それを考えると最初はもっと鋭角にしておいてもいいんじゃないかと思うのですが。
イメージでは、卵の上というか角度のついているというかの型くらいがいいかな、みたいな。
まあ、今回は、竹も使っていますし、それでも前回よりは角度もついていますので、少しリスクは減っているとは思いますが。

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 3 材料

続いて、窯の材料を紹介します。
と言っても、基本これまでと変わらないのですが。

粘土
110228-13.jpg


110228-14.jpg

スサ
110228-15.jpg

これらをミキサーで混ぜて使います。

110228-16.jpg


実は、基本は同じとは言っても、1つ違う点が。
それは粘土。
これまでは、廃業した瓦屋さんから、焼成前の瓦の白地をいただき、それを溶かして使っていました。
瓦の白地には、すでに何割か砂が混ざっていましたし、また砂に対し混ぜる比率も多くなってなっていますので、トータルこれまでよりかなり粘土の比率が高くなっているのではないかと思います。

ちなみに、粘土と砂の比率に関しては、いろいろ配合度合いを試してみて、収縮の度合いやなんかを加味して、今回の比率に決めたようです。
まあ、詳しいことは知らないんですが。

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 4

いよいよ窯の構築です。

今回は、正確に大きさを決めて行います。
これまではだいたいの目分量でやっていましたが、今回は見てもらうってのも目的ですし、キレイに作らなくてはなりませんので。
っていうか、今回は業者さんが主導で作業を行っていますので、そのへんやはりきっちりしています。

110228-17.jpg

積み方としては、まずは側壁から。
これは前回と同じですが、違う点は、前回は2層に分けて行ったのに対し、今回は一気に積んじゃっています。
このへんのやり方の変更はなぜなのか聞いてないのですが、まあ、結果的に変わりは出ないでしょうね。

110228-18.jpg

本日はここまで↓。
午後からの作業で、ほんのさわりくらい。
まあ、明日からは1日使って作業できますし、ペースアップするでしょう。

110228-19.jpg

110228-20.jpg

110228-21.jpg

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 5

本日も、窯構築のお手伝いに行ってきました。
昨日より人手も多くなり、終日作業できたのもあって思ったよりも進みました。

110301-01.jpg

本日は、ここまで↓。

110301-02.jpg

110301-03.jpg

110301-04.jpg

110301-05.jpg

110301-06.jpg

110301-07.jpg

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 6

本日も、窯構築のお手伝いに行ってきました。

2台目のミキサー導入!
これまで使っていたものよりも作業力は落ちますが、それでもペースアップします。

110302-01.jpg

作業している方も手馴れてきて、これまたペースアップに。

110302-02.jpg

で、本日は、ここまで↓。
いや~、予想以上に進みました。
側壁を積み終わるのに5日はかかると思っていましたが、2日半で到達。
人手も増え、終日作業を行えるとはいえ、これまでのことを考えると驚異的なスピードです(笑)。

110302-03.jpg

110302-04.jpg

110302-05.jpg

110302-06.jpg

110302-07.jpg

110302-08.jpg

110302-09.jpg

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 7

本日も、窯構築のお手伝いに行ってきました。
側壁が積み終わり、しばらく固まるの待ってから上部を積むことになっていましたが、窯の手前の側面をもう少し厚くし、それと煙出しの下部も積もうということになっていました。

しかし、アクシデントにより中止。
それは壁が凍ってしまっていたことです。
これにより、とても作業できないことになりました。

110303-01.jpg

表面は、凍り、ヒビ割れています。

110303-02.jpg

実は、この事態は少し予想していました。
昨日の天気予報で本日の最低気温が-3℃となっていましたし、陶芸家さんにもこの時期は凍みるのが心配だと言われていましたので。

まあ、↓の写真は、板が当てられていた部分ですが、凍っているのは表面だけで、中側はさほどでもない様子ですし、作業が遅れること以外はさほど深刻な事態ではないと思います。

とはいえ、もっと寒くなるとより凍るでしょうし、今回は諸事情によりこんな時期に窯を構築することになってしまいましたが、このへん考えても冬場に窯を作ったってことはないと考えられますね。

110303-03.jpg

それから、これを見て思ったのは、窯には覆いがなく雨ざらしだったんじゃないかという方がいたのですが、時に土が凍る寒さもあるこの地方では、そういうことはやはりなかったんじゃないかということです。
濡れて凍ると当然劣化しますし、建物まであったかどうかは分かりませんが、少なくとも濡れない対策は取っていたんじゃないでしょうか?

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 8

窯の様子を見てきました。
窯前半部の側面の壁が厚く盛り足され、煙出しの下部も積まれていました。
7日にこの作業は行われたとのことです。
で、数日固まるのを待つようです。

110310-01.jpg

110310-02.jpg

110310-03.jpg

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 9

本日は、窯構築再開。
しかし、私は所用があり参加できませんでした。
というわけで、空いた時間にのぞきに行っただけです。

前回の作業から日にちが空いたのは、側壁がある程度固まるまで待っていたためです。
側壁は、乾燥が進んでいるというほどではありませんでしたが、ある程度固まってきてはいました。

110315-01.jpg

で、窯上部の積み上げを開始。
窯の前面も見えてきて、だんだん雰囲気出てきた感じ(笑)。

110315-02.jpg

110315-03.jpg

夕方、どこまでできたか見に行きましたが、シートがかぶせられ見れなくて残念でした。
まあ、何となくの進捗状況は分かりましたが。
シートをかぶせているのは凍結防止のためだろうか?

110315-04.jpg

『珠洲焼資料館復元穴窯』 構築報告 10

16、17日の作業報告です。
私は、両日共にいろいろあって参加できませんでした。
3日間で土的には半分くらいまで来たか来てないかといったところですかね。
見た感じ、これまでのものよりもかなり大きい印象で、なかなかの大迫力って感じです。

ちなみに、写真は19日の朝一に撮ったものです。

110317-01.jpg

110317-02.jpg

110317-03.jpg

110317-04.jpg

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。