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空焚き 火を窯内へ

21時。
火を窯の内部に移動させました。
と言っても、一気にではなく、30分以上かけてゆっくりと。
焚き口付近はかなり温まって来ていましたので、個人的には一気に行ってもいいのではないかと思ってましたが、まあ、安全第一ということですね(笑)。

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空焚き 窯から水蒸気が

火を窯内に入れてからしばらくすると、窯から水蒸気が上がってきました。
水蒸気は窯全体から上がっているのではなく、ヒビのところから上がっている様子。
そのへんの湯気の上がり方は気にはなりますが、とにかく乾燥が進みだしていることは窺われました。

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空焚き 2日目の朝

特に変わったことなく朝をむかえました。
窯内の温度は予定より随分低いですが、乾燥がそれなりに進むまでは高温にはしないという方針を選択しましたので、そういう意味では順調に進んでいるカタチ。
まあ、水蒸気が出続けている間は乾燥に専念することになりますので。

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とはいえ、排煙口からの煙も増えてきましたので、排煙口上部の屋根を外しました。

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空焚き 8日昼

8日昼間の報告。

朝、排煙口上部の屋根を外したため、日が当たるようになった後部が白く乾いていました。
内部はどれくらい乾いているかはわかりませんが、やはり直射日光が当たるか当たらないかでは乾燥速度に大きく差がでるようです。

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ヒビはそれなりに広がった様子。
特に最後方のヒビは、直射日光で乾いた影響もあり、大きく広がったとのこと。
およそ1.5cmくらい。
そのためそれを塞ぐ作業が行われた模様です。

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それから、新たなヒビも見られました。
とはいえ、数はさほど多くない様子。
もっとたくさんヒビが入ると予想していましたが、そこまでではなかったです。
これは既存のヒビに歪みが集中してるからとも考えられ、やや心配な感じ。

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本日も薪作りが行われた模様。
暑い中お疲れ様です。

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空焚き 焚き口を狭めた

21時30分。
窯の口を狭めてみました。
これは煙が焚き口から煙が出てくるため煙かったので、単純にそれを防ぐためにやったこと。
これで空気の流れとしては、口からはほぼ吸うだけになり、かなり快適に作業できるようになりました。

しかし、逆に考えてみると、焚き口を広げたままでは、熱的にはかなりのロスがあるということになるのでしょう。
現代の陶芸の窯でも焚き口は狭めて焚いていますし、そのへん納得です。
本焚き時にもちょっと考える必要あるかも?

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空焚き 水蒸気

夜も更け気温が下がってくると、昨夜同様水蒸気が目立つように。
日中もずっと乾燥は進んでいたのでしょうが、気温が高いうちは見えなかっただけでしょう。
しかし、徐々には進んでいるようですが、このペースでは予定の日程ではどこまで進むか不安だったりも…。

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空焚き 3日目の朝

またしても特に変わったことなく朝をむかえました。
まあ、強いて言えば、ヒビの周辺が乾いてきてる感じ。
そして、ヒビそのものは水蒸気が出ているためか濡れているカタチ。
残すところ後予定では30時間ほど。
このペースでは乾燥の完了も難しそうで、不安な感じ。

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空焚き 煙が噴出

7時40分。
突然ヒビから煙が噴出しました。
温度計を見てみると、80度弱で安定していた窯内の温度が110度強に上がっていました。
その後、やや火力を抑えたところすぐに煙は収まりました。

これは、急な温度上昇により窯内の圧力が上がったためと考えられます。
110度という温度が問題なのかとも思いましたが、後で110度を超えた時には特にそういうことはなかったので、おそらく圧力が原因でしょう。
また、白っぽい煙だったため、より目立ったってのもあったかもしれません。

しかし、けっこう多くの箇所から煙が出ていたのは気になるところ。
本焚き前の修復作業は大変かもしれません(笑)。

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空焚き 9日昼

9日昼間の報告。

本日も天気が良かったため、窯後方の白く乾いた部分はかなり広がった様子。

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作業的には、火力を上げずに乾燥に専念したカタチ。
尚、朝のような煙の噴出はなかったようですが、ヒビを見ると黒く煤けていますので、中から煙は漏れてしまっているのは確実なようでした。

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空焚き 最終夜

最終夜も乾燥に専念するカタチ。
ちょっとだけ温度は上げましたが、上げ続けたわけではなく、基本はキープというスタンスでした。

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