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実験の失敗の要因についての考察④ 方法

失敗の原因? ③方法

まあ、方法なんて言っちゃうと身も蓋もない感じになっちゃいますが、やはり、根本的に無理があったということも十分に考えられます。

実験は、大まかに言うと
①製材切端で窯型を作る
    ↓
②窯型に土を盛り窯を作る
    ↓
③中の材木を燃やし窯を焼き固める
    ↓
④焼成実験
というものでした。

結果、③の段階で崩落したわけですが、この窯型に使った材木を燃やし焼き固めるという方法に問題があったのではないかと考えられます。
というのは、実は今回の崩落の1番の要因は水蒸気ではないかと考えられるからです。

071214-01.jpg

071214-02.jpg

071214-03.jpg

↑写真で見てもわかるように、ビックリするくらいの水分を含んだ煙が出ています。
正直、作業中は実験がうまく進んでいる証くらいに思ってたんですが…。
わかり辛いですが、3枚目の写真にあるように窯尻のほうにカバーをかけたりしています。
これは、雨避けの屋根に当たった水蒸気が水になって滴り落ちるためそれを防護するためです。
また、排煙口も直接水蒸気にさらされているため緩んできていました。

つまり、中の材木を燃やした結果、大量の水蒸気が出てしまったため、焼き固めるどころか逆に水分を含んで緩んでしまったのではないかと考えられます。
これは崩落箇所の状況を見てもかなり可能性が高いと思われます。
崩落したのは窯の中央よりやや手前であり、これはちょうど積んだ切端が焼けて減っているところ。
その前方の窯口付近は、剥落は見られるものの崩落はしていません。
これは、煙が上に流れていっているためでしょう。
前方は乾燥したものの、水蒸気により窯の中ほどから後方が緩み、緩んだ部分で窯型の材木が焼けて減った所が落ちたカタチ。

正直、乾燥が進み過ぎて割れ落ちるとう可能性はあるとは思っていましたが、逆に水分により窯が軟化するということは全く考えていませんでした。
実験の指揮を執っていた学芸員さんも、ある程度水蒸気が出ることは想定していたとのことでしたが、それにより急激な乾燥が抑えられ、逆にいい感じになると思っていたそうです。

そんなわけで、方法として無理があったという可能性けっこう高いです。


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