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次回改善点についての考察・炭窯との対比③ 形状①

実験で作製した 『鉢ヶ崎1号窯』 とそのベースになった炭窯の作り方を対比しながら、その違いと改善点を考えてみます。
なお、炭窯の作り方はHP 『かわ遊び・やま遊びのページ』 様の 『◎ 炭窯の作り方』 というページで紹介されている作り方を比較の対象にしています。
(こちらは大正式改良型という現代的に進化した炭窯らしく、昔々の炭窯とは少々違うのかもしれませんが)
まあ、こちらの作り方を直接参考に実験が行われたわけではありませんが、めっちゃわかりやすいので。
そういうわけで、こちらのページを見ながら読んでいただくとわかりやすいかと思います。

■形状①
形状にについては、違うというのはこれはもう仕方のないことですが、ここに今回の実験の失敗の大きな要因があると思いますので考えてみたいと思います。

参考の炭窯では、軽量ブロックで壁は作っていますが、基本地下式で天井部分のみアーチ状に貼られています。
これは我々の住む地方の炭窯の話を聞いても同様の形であったと聞きますし、かなりオーソドックスな形状ではないかと思います。
一方 『鉢ヶ崎1号窯』 は地上式で、側面から天井までほぼ全て土で形成されています。
これは、今回の実験の目的が珠洲焼の古窯の復元ということであり、実際発掘されている窯跡の形状を基に推測される窯を作っているカタチです。
ちなみに、 『鉢ヶ崎1号窯』 は、現在発掘済みの珠洲古窯の中で最小クラスの 『寺家クロバタケ3号窯』 をモデルにしています。

実際、土器作りの窯でも地下式、半地下式というスタイルのものも多く見られるそうですが、復元しようとしている窯が地上式のものであり、炭窯を参考にしているからといって、その形式を変えるわけにはいきません。
今回は、側面の壁を厚くし、地下式と同じような強固な土台の上に天井を貼ってるカタチにして、理論上炭窯と同じ形状にしてるとのこと。

これについては、とりあえず素人の私としては十分納得の理論なのですが、陶芸家なんかの話によると不安要素もあるようです。
土は乾燥時にはかなり収縮しますが、焼成実験時のように高温になると逆に膨張するとのこと。
それにより天井部が崩落する危険性があると危惧されていましたが、残念ながらそこまでたどり着けませんでした。
最下部で50cm以上の壁面が作られており、大丈夫だと私は思うのですが実際どうなるかは次回楽しみです。

まあ、このスタイルについては変えるわけにいきませんし、壁の厚さについては出たとこ勝負ですね(笑)。


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