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寺家クロバタケ3号窯

今回は実験のモデルになる 『寺家クロバタケ3号窯』 を、ちょっとだけ詳しく説明したりなんかします。
まあ、ほんのちょっとですが。

この窯の調査結果は次の通り。

●形式:単室無段地上式窖窯
●推定全長:8.5m
●最大幅(焼成室内):1.9m
●焼成室傾斜角:約12度
          (珠洲古窯研究会HPより)

単室無段地上式窖窯って難しくてわかりにくいですが、要は窯内は段状になっておらず、緩やかな傾斜の上に一つながりなっているということ。
そして、地面に掘り込んである形、つまり、半地下や全地下という形ではなく、地面にドーム状の窯が形成されていたってことです。
こういう地面に直接って窯は、まだ再現されたことはないそうです。

発掘された窯内の地面には、珠洲焼のカケラがしかれており、石材等を使用した痕跡はないとのこと。
再現する窯も、そういうスタイルになるようです。

また、こういう窯は使用するごとに劣化していき、崩落したら廃棄していたようで、そのためこの窯で最後に焼こうとしていた品物も出土したようです。
その状態を見ると、窯最深部にも大きな甕(カメ)も並べてあったようで、その事実から、窯は奥まで広いドーム状だったと推察されています。

壁材的なものは、ほとんど出土されておらず、現在のところ何が使われていたかあまりわかっていないとのこと。
どうやら、崩落した壁材は次の窯造りか何かに再利用されていたようです。
このへんの材料の選択も、実験の成否を左右しそうで重要そうです。
まあ、そのへんの選択は学芸員さんはじめ主要スタッフが決めることなので、とりあえず注目といったところですが。

てなわけで、 『寺家クロバタケ3号窯』 のデータはこんな感じ。
地面の状態はけっこうわかっているようですが、窯の材質・形状・作成方法は未だわかっていない状態ですね。
さあ、果たして成功するのかどうか。
楽しみです(笑)。

      kurobatake3gou.png



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